変形性膝関節症　原因は膝だけではない・・・

変形性膝関節症【OA】

女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。

主な症状は膝の痛み(歩行痛など)と水が溜まり腫れが確認できます。

初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、動かなければ痛みがとれますが、

階段時に痛みが出たりひどくなると、安静時にも痛みが持続するこちもあります。

また外見上変形が目立ち、膝が完全に曲げたり伸ばしたりできず動かすことが激痛の為に困難になります。

原因は一般的には関節軟骨の老化によることが多く、
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、

遣い過ぎによりすり減り、関節が変形していくと言われています。

また、このような治療でも治らない場合は手術検討し、脛骨骨切り術や人工膝関節置換術などを選択していきます。

しかしながら、元々の発生原因として、膝単独で変形を進めているのは考えにくく

その他の背骨～腰までの関節の動きか悪く『膝が代わりにバランスを保つため変形』

している可能性が殆どです。

ですので電気療法やヒアルロン酸を入れても対処的なだけであり、時間とともに変形は進んでしまいます。

初期や、中期の段階では全身の関節の動きを獲得してあげる事で、

膝の変形のスピートを停滞させることができ、

歩行など日常生活の動きは出来るようになります。

当院の患者さんを診ているとやはり、原因は１０～２０年前にある方が多く、

話を伺うと

「膝が時々痛かった・・」

「膝もそうだけど、腰にも継続的な違和感があった」

などお話しされる方が多くいらっしゃいます。

変形が完全に進行してしまうと保存療法〈OPE無し〉が難しくなってしまします。

早めの、そもそもの原因の除去が不可欠です。

当院では元々の原因(背骨や腰の動きの悪さ)を除去し、膝関節に与えるダーメージを少なくし

改善を図ります。このままでは手術と宣告された方も、切らずに生活できている方が殆どです。

ご相談、セカンドオピニオンなどでの来院も可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。