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頭痛

慢性頭痛と
上手に付き合いましょう

慢性的に発生する頭痛は、大きく「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3つに分けることできます。
それぞれの頭痛には、痛みが発生する箇所や痛み方などの違いがあり、特徴が異なります。

頭痛の緩和を目指すためには、まずは自分の頭痛のタイプを知ることが大切です。

こちらでは、頭痛の原因や症状、対処法・予防法について紹介しています。
ご自身の症状と照らし合わせながら、みてみましょう。

目次

このようなことに悩まされていませんか?

  • 原因不明の頭痛に悩まされている
  • 頭がズキズキして吐き気も感じる
  • 長時間のスマホ操作で頭が痛い
  • 頭痛のせいで朝から身動きが取れない

頭痛のタイプを知りましょう

緊張型頭痛について

●緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛とは、その名の通り、筋肉の緊張により生じる頭痛です。
鈍い痛みが特徴的で、寝込むほどひどくはなく、吐き気を感じることも少ないです。
しかし、人によっては頭全体を締め付けられているような痛みを感じる場合もあります。
頭痛の程度や頻度には個人差があり、時々起こる方もいらっしゃれば、頻繫に起こる方もいらっしゃいます。

●緊張型頭痛の原因

緊張型頭痛は、筋肉の過緊張により引き起こされる頭痛だと言われています。
特に、首や肩の筋肉が常に緊張して血行が悪くなっている方に多い傾向にあります。
ここからは日常生活の中で、緊張型頭痛の要因として考えられているものについて紹介します。

・不良姿勢

緊張型頭痛は、長時間不良姿勢を続けることで生じると言われています。
これは不良姿勢により首や肩に必要以上の負荷がかかり筋肉が緊張するためです。
デスクワーク運転時など座っているときの姿勢はもちろん、スマホやテレビをみたりする姿勢など日常生活の何気ない姿勢にくせが影響を及ぼしています。

・眼精疲労

眼精疲労やドライアイが頭痛をもたらすこともあります。
目が疲れてくると、目の周りが緊張し眉間にしわが寄りやすくなります。
目の周りの筋緊張は、肩こりを引き起こし、その影響により緊張型頭痛を発症することがあります。

・精神的なストレス

精神的なストレスが続くことで、自律神経が乱れ筋肉が緊張しやすくなります。
そのため、血行が悪くなり緊張型頭痛を感じることがあります。

片頭痛について

●片頭痛の症状

片頭痛は、こめかみあたりに脈を打つような強い痛みを生じるのが特徴です。
また、光や音、匂いに敏感となり、吐き気を感じることもあります。
身体を動かすと悪化するため、日常生活にも支障をきたすことがあります。

●片頭痛の原因

片頭痛の原因は、明確に分かっていません。
しかし、次のような要因が影響を与えていると考えられています。

・ホルモンバランスの乱れ

女性で月経前や、月経中に片頭痛の症状が出ることがあります。
これは、エストロゲンという女性ホルモンの減少により、神経伝達物質のバランスが変化するためだと言われています。
神経バランスの変化は、神経に炎症が起こりやすくなり脳の血管が拡張することが原因だと考えられています。

・気圧の変化

季節の変わり目や急な天気の変化で頭痛が起きることもあります。
いくつかの説が唱えられていますが、気圧の変化を身体が感知したことで、交感神経の働きが活発になることが一因だと言われています。

群発頭痛について

●群発頭痛の症状

片側の目の奥が、えぐられるような激しい痛みが生じます。
数ヶ月の間、毎日ほぼ決まった時間帯に症状が現れることが多いようです。
他にも目の充血鼻水の症状が出ることがあります。

●群発頭痛の原因

群発頭痛の原因は、不明とされています。
しかし、次のようなことが要因で発症すると言われています。

・アルコールの取りすぎ

アルコールの多量摂取は、血管を拡張させ群発頭痛を誘発させる要因だと考えられています。

・喫煙

タバコを吸うと、ニコチンの影響で一時的に血管が収縮します。
ニコチンが切れたときの急激な血管の拡張が、群発頭痛の発症と関係しているのではないかと考えられています。

頭痛は症状に合わせて対策しましょう

緊張型頭痛の改善方法

●緊張型頭痛の対処法

・マッサージ

首や肩のこりを感じるときは、マッサージで筋肉をほぐし血行を良くしましょう。

・湯船に浸かる

湯船に浸かって、血行を促進しましょう。38℃〜40℃のぬるま湯に半身浴すると、副交感神経が刺激され、リラックス効果も期待されます。

・枕の高さを見直す

高すぎる枕や柔らかすぎる枕は、寝ている間に首の緊張をさせてしまう場合があります。
首とマットレスとの間にできる隙間を埋めるくらいの自分に合った枕を使いましょう。

●緊張型頭痛の予防法

緊張型頭痛を繰り返さないように、次のような予防法を心がけましょう。

・適度な運動

緊張型頭痛は、身体を動かさないでいると、痛みが出やすくなります。
そのため無理のない範囲で運動を行って、筋肉をほぐしておくことが大切です。
運動をする際は猫背にならないよう胸を張りましょう。

・こまめなストレッチ

日々のストレッチで筋肉の緊張を和らげましょう。
首の後ろの筋肉をほぐすことで、頭痛が起こりにくくなると言われています。
腕や肩を回すストレッチで、硬くなりやすい首や肩の筋肉をこまめにほぐしましょう。

・ストレスを解消する

ストレスが溜まると、交感神経が優位に働き筋肉が緊張しやすくなります。
適度な運動をしたり、親しい人と会ってたくさん笑ったりと、日頃からストレスを解消するようにしましょう。

片頭痛の改善方法

●片頭痛の対処法

・薄暗く静かな場所で休む

片頭痛の発作があると、仕事や家事、学校がつらく感じられます。
光や音、匂いといった刺激で悪化する場合があるため、屋外や人混みは避け、薄暗く静かな場所で休みましょう。
ひどい頭痛は、少し仮眠を取ると緩和することもあります。

・食生活の見直し

次の食品に含まれる成分が頭痛をもたらすことがあります。
・ワイン
・チーズ
・チョコレート
・ピーナッツバター
・ピクルス
どれも身近な食品です。
必ずしも頭痛が起こるとは限りませんが、もしこれらの食品を食べた後に頭痛を感じるようであれば、今後は控えておきましょう。

●片頭痛の予防法

片頭痛を予防するためには、生活習慣を正しましょう。

・朝起きたら日光を浴びる

規則正しく生活したいと思っているものの、なかなか生活リズムが整えられない方は、朝から日光を浴びるようにしましょう。

光の刺激を受けると、体内時計が整い、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。

また、生活リズムが整うことでホルモンバランスの乱れを防ぐ効果も期待できます。

・規則正しく食事を取る

空腹が片頭痛の引き金となることもあります。
1日3食、規則正しく食事することを心がけましょう。
また、食事の際にはビタミンB2マグネシウムは、片頭痛の予防に効果が期待される栄養素だと言われています。

 

・適度な運動を心がける

適度な運動は、片頭痛の発症回数を減らすと言われています。
日差しが強くない朝方や夕方に、1回30分程度、週2〜3回ウォーキング軽いジョギングといった運動を続けましょう。

改善方法群発頭痛の改善方法

●群発頭痛の対処方法

群発頭痛には、次のように対処しましょう。

・お酒やタバコを控える

群発頭痛は、お酒やタバコが引き金となることがあります。
特に頭痛が起こりやすい時期は、お酒やタバコを控え、生活習慣を正すことを意識しましょう。

・医療機関に相談する

群発頭痛は、市販の痛み止めが効かないと言われており、薬で対処するためには医療機関への相談が必要です。
また、100%濃度の酸素吸入という対処法もあります。
医療用のマスクを装着して、酸素を15分間ほど吸入すると、症状の緩和が期待されます。
群発頭痛の疑いがある方は、自力で対処しようとせず、医療機関を頼りましょう。

●群発頭痛の予防法

群発頭痛は、生活習慣との関係があると考えられているため、生活習慣が乱れている方は改善を目指しましょう。

・昼寝のしすぎを避ける

就寝時刻が毎日バラバラだったり、長時間昼寝をしていたりしていると、予想外のタイミングで群発頭痛が起こることがあります。
毎日同じ時間に寝るようにし、昼寝をしすぎないようにしましょう。

BODY LABの【頭痛】アプローチ方法

数年に及ぶ頭痛で薬を服用しても状況が変わらない場合は、頸椎の調整が必要かもしれません。

当院では頭痛の問題である頸椎にアプローチすることで、正常な動き、角度に調整し元の健康な状態に戻してまいります。

当院の調整では故意に(ポキポキなるような調整)はしておらずご安心して受ける事が出来ます。

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伊沢 大地(イザワ ダイチ)

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