「腰痛持ち」から卒業しましょう
腰痛は、日本人が訴える痛みのなかでも、発症率の高い症状の一つです。
腰痛と聞くと、杖をつくようなご高齢の方に多いイメージをお持ちのかたもいらっしゃるかもしれません。
しかし、お子様でも若年の方でも腰痛に悩まされている方はいらっしゃいます。
腰痛の原因はさまざまありますが、日常生活の姿勢が影響していることが多いといわれています。
また、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアのように、腰痛をもたらすケガ・病気などもあります。
こちらでは、腰痛の原因や症状、対処法・予防法について詳しくご紹介します。
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目次
このようなことに悩まされていませんか?
- 椅子に長時間座っていられない
- 歩いていると腰に不快感を覚える
- ベッドから起き上がるときに腰が痛む
- 腰痛が慢性化して何年も改善しない
どうして腰痛持ちになってしまうのでしょうか
腰痛の原因
●筋力の低下
運動不足や加齢によって、筋力が低下することで、背骨を支えることが難しくなり、腰痛が引き起こされる場合があります。
また、筋力は徐々に低下していくため、歳を重ねるほど腰痛になるリスクが高まるといわれています。
●骨盤の緩み
骨盤は、背骨を支える土台でもあります。
骨盤がゆるむことで腰椎が不安定になりクッションの役割をする椎間板が傷つき腰痛につながります。
また、骨盤のゆるみにより骨盤が本来の位置からずれてしまうこともあります。
骨盤のずれは、腰まわりの筋肉にストレスがかかり、神経が圧迫されるため腰痛の原因となります。
●ストレス
原因が分からない腰痛は、ストレスが要因となっていることがあります。
通常は、痛みの信号が脳に伝わると、ドーパミンという神経伝達物質が放出され、痛みを鎮めようとします。
しかし、ストレスによってドーパミンが放出されにくくなり、痛みが長引いたり、ささいな衝撃でも強く痛みを感じるようになってしまいます。
●背骨の姿勢異常
背筋が伸びた正しい姿勢は、背骨や骨、関節、筋肉を正常に使えている状態を指します。
そのため、腰への負担も最小限に抑えられています。
しかし、猫背のような悪い姿勢は、骨、関節、筋肉を正しく使えていないため、腰に負担がかかり、腰痛を発症することがあります。
●仕事による腰へのストレス
腰痛は労働災害として挙がることが多く、労働環境によって腰痛を発症しやすい状態になっている方もいらっしゃいます。
特に、重いものを持ち上げたり、体幹を曲げたりひねったりする作業をする方は腰痛のリスクがあります。
また、逆に同じ姿勢を取り続ける作業でも、腰まわりの柔軟性が失われ、腰痛を発症することがあります。
腰痛をもたらす病気・ケガ
●ぎっくり腰
ぎっくり腰は、急に起こる腰痛の俗称です。
発症直後は腰に鋭い激痛が走り、その場から身動きが取れなくなることがあります。
重いものを持ち上げたときに発症することが多いです。
しかし、床に落ちたものを拾おうとしたり、ただ立ち上がろうとしても起こることがあります。
腰を動かすと激しく痛むため、トイレに行くだけでも一苦労することもあります。
ぎっくり腰の症状は、数週間程度で改善していくことが一般的です。
●椎間板ヘルニア
椎間板は、椎骨と椎骨との間にあるクッション性のある組織のことを指します。
椎間板ヘルニアは、クッションの役割をはたしている椎間板が飛び出し、周囲の神経を圧迫する病気です。
腰痛以外に、お尻や足の痛み、しびれ、力の入りにくさといった症状を伴うことがあります。
椎間板ヘルニアの原因は明らかになっておらず、誰にでも起こる可能性があります。
●脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は、加齢や背骨の病気などによって変形した椎間板や骨が、脊髄の神経が通るトンネルである脊柱管を狭める病気です。
そして、中を通る神経が圧迫されると腰痛が起こります。
腰を反らすと、脊柱管の狭窄が強まり、症状が強くなる傾向があります。
腰痛持ちにならないための対処法・予防法
腰痛の対処法
●アイシング
ぎっくり腰のような急性の腰痛の場合、冷やして対処しましょう。
冷やすことで、神経の伝達速度が低下するため、一時的に痛みを感じにくくなります。
冷やすときは、アイスパックや氷をタオル越しに当てるようにしてください。
直接冷やしますと、凍傷になる場合があります。
●膝を軽く曲げて寝る
膝を軽く曲げて横向きで寝ると、腰への負担が緩和され、一時的に痛みが和らぐことがあります。
仰向けで寝たい方は、膝を軽く曲げ、その隙間をクッションなどで埋めましょう。
急性の腰痛以外は、できる限り動いたほうが良いと言われています。
そのため、寝たきりにならないよう注意しましょう。
●これまで通りの日常生活を続ける
痛みを恐れて身体を動かさないでいると、筋力が衰え、ますます症状が悪化する場合があります。
特に慢性腰痛の場合は、これまで通りの日常生活を続けることが大切です。
適度な運動と睡眠を心がけ、日中はできるだけ身体を動かすようにしましょう。
もしも、これまで通りの生活を続けていて症状が悪化したり、何ヶ月も症状が続いたり場合は、一度医療機関に相談しましょう。
●リフレッシュ
ストレスは腰痛を悪化させることがあります。
自分が楽しいと感じられることを行うと、ストレスが緩和され、痛みが楽になる可能性があります。
スポーツをしたり、好きな映画をみたり、友達に会ったりと、普段の生活でリラックスできる時間を意識してつくるようにしましょう。
●腰に負担のかかる姿勢を避ける
日常生活でも腰に負担がかかり続けています。
次のような動作は、特に腰に負担をかけます。
・長時間、同じ姿勢を続けている
・前かがみで仕事をしている
・重いものを運ぶ
・激しいスポーツをする
・久しぶりに身体を動かす
・お子様を抱っこする
このような動作をするときは、事前に腰のストレッチをしたりして、無理のない範囲で行うようにしましょう。
腰痛の予防法
●姿勢を見直す
長時間のデスクワークや運転などで猫背の姿勢を続けると、腰痛が起こりやすくなります。
座るときは、顎を引いて、背筋を伸ばすことを意識しましょう。
椅子には、腰と太ももの付け根が直角になるように深めに座りましょう。
正しい姿勢がつらい場合は、背中にクッションを置くと楽に感じられます。
また、正しい姿勢を維持するためには、1時間に1回程度休憩を取り、姿勢をリセットすることが大切です。
●運動する
腰痛を予防するためには、適度な運動を行うことが大切です。
筋力が衰えることで、腹圧が下がり、腰の支持力が弱くなってしまいます。
特に、現代人は、歩く機会が減っています。
車を使わずに徒歩で外出してみる、仕事帰りは一駅歩くなど、日常生活で歩く量を増やすように心がけてみましょう。
また、水中ウォーキングは、浮力で腰への負担を軽減しつつ、水の抵抗力で筋肉を鍛えられます。
腰に負担のかかる作業が多い方は、負担の少ない水中ウォーキングがおすすめです。
●体重を落とす
肥満は、腰に負荷がかかりやすくなります。
そのため、ダイエットが必要な方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、厳しい食事制限をすることはリバウンドの元になることもあります。
間食や夜食は避け、1日3食栄養バランスの取れた食事を取り、しっかり運動するようにしましょう。
●寝具を変える
腰痛は、寝具選びも重要だといわれています。
硬すぎるマットレスは、背中の形状に沿わないため、腰に負担をかけてしまうことがあります。
マットレスの柔らかさは、背中とマットレスとの隙間が埋まる程度が目安です。
柔らかすぎると、寝返りが打ちにくくなります。
そのため、購入する前に一度お店で寝心地を試してから購入を検討しましょう。
●身体を温める
身体を温めることで、腰に蓄積された疲労が取れやすくなります。
38℃〜40℃程度のぬるめのお湯にじっくりと浸かりましょう。
使い捨てカイロや蒸しタオルで直接腰を温めるのもおすすめです。
BODY LABの【腰痛】アプローチ方法
日本人が抱える自覚症状で最も多いのが腰痛です。
「長時間の同一姿勢」「腰に大きな衝撃を受けたとき」など腰痛が引き起こされ要因は様々あります。
または、過度のスポーツなど日常生活でのストレスが原因の場合が多いです。
特に日常生活での腰へのストレスにより、腰の関節(仙腸関節)に捻じれると、神経に損傷が出るため激しい痛みを生じることがあります。
もちろん痛みを発生させているのは筋肉です。
しかし、根本的な原因は腰の関節の捻じれにあるため、当院では骨盤、脊柱への調整で根本的な問題を解決していきます。
著者 Writer
- 伊沢 大地(イザワ ダイチ)
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当院のご紹介
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